熱電対・補償導線のQ&A :K熱電対の不可避誤差とは
Q:K熱電対の不可避誤差(ショートレンジオーダリング:SRO)についての質問に回答します!
K熱電対を250℃~550℃近傍で、ある程度の時間使用したのちに温度検査・校正を行うと、 プラス側に誤差が大きく出ることがある、この原因と対策は? A: K熱電対を約250℃~550℃の温度範囲に曝すと、 曝された部分の熱起電力が徐々に上昇し、挿入長さを変化させることにより 実際の温度より数℃高く指示する現象で、約650℃以上になると元の状態に回復する。 この温度範囲は文献によりやや異なる。実際の使用深さと、 校正時の挿入深さが異なることで顕著に現れる。 挿入長さを短く変化させなければ、大きな変化は現れない。 ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
- 企業:株式会社岡崎製作所
- 価格:応相談